原作が小説の面白い漫画ランキングッ!その素敵な好奇心がブログ主を行動させたッ!
小説のコミカライズを読んで得することは、ざっと書いただけでもこれだけあるぞ!なにジョジョ?「爆売れしてて口コミでも高評価、でも小説のちまちました活字を読んでる時間も気力もねー!」?ジョジョ、それは無理矢理小説を読もうとするからだよ。逆に考えるんだ。コミカライズがあるさって考えるんだ。
そんなわけでオススメの小説コミカライズをランキング形式で紹介してみました。売上も世間の評価もまるで関係ない、ブログ主による完全な独断と偏見にまみれたランキング!それが流儀ィィッ!
第1位 天才が遺した傑作SF!【虐殺器官】
謎の男「ジョン・ポール」の正体を暴く追跡劇
ジョン・ポールとかいう世界中で戦争を起こしまくってるマジくそやべーやつがいるということで、クラヴィス・シェパード大尉率いるアメリカ特殊部隊が出動だ!舞台は架空の近未来、めちゃ発達したテクノロジーが満載の世界観はSF好きにはきっとたまらないだろう。原作の持つ重厚なテーマやスリリングな展開を鮮明なビジュアルとダイナミックなアクションで表現しているぞ。「虐殺の王」と呼ばれるジョン・ポールは一体何者でその目的は何なのか?タイトルの「虐殺器官」の意味は?それらが解き明かされた後に来るラストのカタルシスは圧巻!
第2位 手に汗握るデスゲーム!【クリムゾンの迷宮】
貴志祐介が描く極限状態のサバイバル
明らか日本ではないどこかで目覚めた藤木芳彦、命がけのゼロサムゲームに無理矢理参加させられるの巻。手元にはSwitchみたいな携帯ゲーム機があり、画面には「火星の迷宮へようこそ」とメッセージが。なんやこのわけわからん状況?!テレビか?youtubeか?ところがどっこい現実です…!参加者は藤木含め9人!彼らは予測不可能な展開とサスペンスに満ちた冒険を体験することとなる!人間の悪意を煮詰めた鍋みたいな世界で、果たして藤木は無事生還することができるのか?デスゲーム系が好きな方にはマジにおすすめ。
第3位 京極堂シリーズの最高傑作!【魍魎の匣】
不可解な事件と超自然的な要素が絡み合うミステリー
物語はミステリアスな女子中学生、柚木加菜子が何者かによって線路に突き落とされ、重態に陥ることから端を発する!同時並行でサイコ野郎がバラバラ殺人起こしたりうさんくせー霊能力者が幅を利かしてたりして。でも、あれ…この三つの出来事はつながってる…!?強烈に匂い立つミステリー臭にクセ強五人衆が集結だ!レスバ最強中禅寺!メンタル激弱関口!バカっぽいけど実は賢いぞ鳥口!ガチ霊能力者イケメン榎木津!実は純情なゴリラ刑事木場!原作の持つ独特の雰囲気を色濃く反映しつつ、登場人物たちの心理描写や事件の緊迫感が、ビジュアルとしても巧みに表現されているぞ。そしてあなたは知る。本当の狂気とは何かを…。
第4位 ホラー・ミステリー・サスペンスの融合!【Another】
存在しないはずの「もうひとり」は誰?
主人公の榊原恒一くん、肺がパンクしたらしく療養のためお母さんの故郷に引っ越して夜見山北中学校に通います。するとどうだろう、クラスには一種異様な雰囲気が漂っているではないか!なんだこの陰気くせーやつらは?話は嚙み合わないし、なんか見崎鳴っていう不思議系少女がハブられてるし。何か変やなと思うのも束の間、クラス内で連続不審死が起こったりしていよいよやべー学校に来ちまった感があるが不登校するわけにもいかない。義務教育のつらいところね、これ。詳しい話を聞くとなんでもクラスに<死者>が紛れ込んでてそいつが誰か突き止めないとこの悪夢は終わらないらしい。何を言っているのかわからねーと思うが、読めばわかる!原作の緊張感あふれるストーリーが清原紘先生の美麗な画力でさらに際立った良作コミカライズだ!
第5位 新世代ホラー作家による不動産ミステリー!【変な家】
一見普通の家の間取り図に隠された「謎の空間」の秘密を探る
オカルト専門ライターの「私」と建築設計士のイケオジ栗原が中心となり、ぱっと見フツーなんだけどよ~く観察するとどっか異常な間取りを深掘りしていくスタイル。ん?ここ何かおかしくね?そうするとここはこうなってなきゃいけないのに…いやいや、じゃあそもそもここどうなってんの?っていう感じで、違和感満載の家に興味津々な「私」と栗原。そしてそこから二人はある推理に行きつく。「もしかして、この家でとんでもない大事件があったのでは…?」不動産の知識がなくてもめちゃくちゃテンポよく読めちゃう、一気読み必須の作品!
第6位 男の生き様を描いた本格警察ミステリー!【孤狼の血】
毒を以て毒を制す、悪徳警官・大上の魅力
昭和63年の広島を舞台に、捜査とは名ばかりで恐喝・暴行・拷問などを平気で行うベテラン刑事・大上と曲がったことが大嫌いな正義感つよつよ新米刑事・日岡がタッグを組んで暴力団同士のドンパチを未然に防ごうと奔走するお話。最初は警官の風上にもおけない行為を繰り返す大上に反発する日岡だったが、その裏に潜む彼の信念に尊敬と憧れを持つようになる。読後感良くて個人的にめっちゃおすすめな作品。日岡が大上の意志を受け継ぐストーリーが熱くていいのよ。
第7位 圧倒的な世界観と設定の魅力!【新世界より】
「呪力」をめぐる血みどろの闘争
時は1000年後の未来!人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身につけていた!手をかざすだけで物を動かしたり風を巻き起こしたりできちゃう!便利な世の中になったもんだ。でも悲しいかな、そういう大きすぎる力というのはいつの時代も混沌を招いてしまうもの。なんか不穏な描写多いからやばそうかなと思ったら案の定、人類えぐい追い込まれ方します。魅力的な世界観と設定を読み込んだあとの後半のスリリングな展開は必見!
第8位 人間が狂っていく姿が怖すぎる!【天使の囀り】
謎の自殺を遂げる登場人物、その背後にあるものは?
主人公、北嶋早苗は精神科医!アマゾンから帰国した陰キャ彼ピッピが引くほどのパリピになって帰ってきたぞ!そしてくそ高いテンションにうざいと思うヒマもなく自殺しやがった!ちょっと意味わからなすぎたんで調べてみると、一緒にアマゾン行ってた連中も自殺しまくってる模様。何しとるんやこいつら…。真相を明らかにするべく、イケメン大学教授に協力してもらって調査するんだけど調べれば調べるほど原因グロすぎワロタ。「死」という興味深いテーマと心理的な恐怖が融合した、ホラー漫画ファンには必読の一作!
【原作が小説の面白い漫画ランキング!】終わりに
こうしてみると貴志祐介率の高いこと高いこと。面白い作品多いから仕方ないね。8位までしかない中途半端なランキングになったけど、本当に面白いと思ったものだけを紹介しているのですべて自信を持っておすすめできます!!平均的に4巻くらいで収まってる作品が多いので、通勤時等の時間で読んでみてはいかがでしょうか。では今回はこれまで。読んでいただきありがとうございました!
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