単刀直入に言おうッ!【AIの遺電子】の漫画紹介を開始するッ!
【AIの遺電子】のあらすじ・概要
これは現代よりちょっと未来のお話。この世界では、人間の知能に限りなく近い脳を持ったヒト指向型人工知能「ヒューマノイド」が存在し人間と共存している。『AIの遺電子』は主人公である須藤光がそんなヒューマノイドの専門医として勤務し、時には厳しく、時には優しく彼らの悩みに寄り添うSFヒューマンドラマである。
【AIの遺電子】の登場人物
須堂 光(すどう ひかる):本作の主人公であり、ヒューマノイド専門医の人間。イケメンで有能、根は良い人な感じがするが時々お口が悪い。ヒューマノイドの母親に養子として育てられた経緯がある。モッガディートという裏の名前を持ち、表では行えないような活動をすることも。
樋口 リサ(ひぐち リサ):須藤の助手でありヒューマノイドの女の子。優しくてかわいい。須藤にホの字である。
【AIの遺電子】の見どころ
ヒューマノイドならではの苦悩を描いている!
あらすじにも書いた通り、本作は人間と人間に限りなく似せて造られた「ヒューマノイド」が共存する未来のお話である。ヒューマノイドというと心を持たないロボットみたいな響きがあるけど、体の構造以外はほぼ人間と遜色ない。感情があり個性があり人を好きになったり嫌いになったりする。ドラゴンボールに出てくる人造人間みたいな感じだ(18号みたいに妊娠はできないけど)。
この『AIの遺電子』、基本的に須藤大先生が患者の悩みをズバッと解決するストーリーなのだが、ヒューマノイド専門医ということだけあって劇中でもヒューマノイドに焦点が当たることが多い。
ヒューマノイドは人間と違って自分のあらゆる部分を自由にカスタマイズできる。嫌な記憶は消すことだってできるし腕や足も気に入らなければとっかえひっかえ付け替えられたりもする。でもそこに「それって本当に幸せなことなの?それもひっくるめて自分じゃないの?」という葛藤が生まれるわけだ。
悩みのベースが人間味あふれるものだから当然読んでるほうも共感する部分が多い。「ヒューマノイドってこういう生き物」というより「人間が便利な体を手に入れられたらどういう選択をするか」が描かれていて、考えさせられるんよねぇ。
「AIが発達した未来」での人間賛歌を描いている!
要はヒューマノイドの体めっちゃ便利やん!ってことなんだけど実際はそうでもないらしい。夢や目標があって、でも壁にぶち当たって挫折した結果「ほな才能を後付けして夢叶えたるわ」ってなるんだけど大体のヒューマノイドは途中で考えを変える。なぜなら、目標を達成することよりも自らの力で限界まで挑戦することこそが尊いことであると気づくからだ。
ちなみにブログ主が最も印象に残っているエピソードは「現代みたいに必死こいて働かなくてもAIがその人に合った仕事を探して斡旋してくれる」というものである。
AIの発達によってヒューマノイドが生まれ、それに伴い社会も変化した。AIが仕事・余暇・人間関係のすべてがその人の理想の環境になるよう取り計らってくれるというハイパー楽ちんシステムを人類は手に入れていたのである!
趣味を仕事にして人間関係のストレスがなく休日はアウトドアやボランティアに精を出す。もちろん生活費の心配もしなくてOK!極端な話、ブログ主もこんな雑魚ブログを運営しているだけで余裕しゃくしゃく暮らしていけるのだ。まさに夢のような世界、楽園ってレベルじゃねぇぞ!
……なんだけどやっぱりダメなんです。それがどんなに素晴らしくとも、AIが用意して与えてくれるものでは人間は満足できない。自分の力でやるからこそ達成感がある。だって自分の人生だもん。
社畜のブログ主からすればなんて贅沢な、と思うがでも実際その立場になったら同じ選択するのかもしれない。将来AIに仕事が奪われるとさかんに叫ばれている昨今、未来の自分はどんな選択をするのだろう。結局、人間ってわがままだねというお話。
基本一話完結型で読みやすい!
これ多分1000回くらい言われてることだと思うけど、話の構成や設定、主人公が手塚治虫先生の伝説的医療漫画『ブラックジャック』に似ている。もちろんパクリというつもりは毛頭ない。wikiに「BJを一文字ずつずらすとAIになる」と書かれていてSUGEEEEEEってなった。
話の構成で似ている部分とは、一話完結型でストーリーが展開される一方で、主人公である須藤に秘めたる過去がありその核心を追っていくという形を取っている為である(ブラックジャックも母親を死に追いやった奴らに復讐するという目的を持っていた)。
一話完結型でサクサク読めるプラス、主人公の過去の因縁を追うミステリー要素もあり、退屈させない構成になっているのだ。
【AIの遺電子】の映像化について
『AIの遺電子』は2023年7月にアニメ化されています。
連載終了から(正確にはその後続編が連載されていたけど)約6年の時を経てのアニメ化ということで、ブログ主みたいなニワカより当時から読んでいた方は念願の映像化だったのではないでしょうか。漫画よりもアニメで見たいな、という人用にも下記リンクを貼っておきます。
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【AIの遺電子】のまとめ
以上が『AIの遺電子』の漫画紹介でした。余談ですがニュースとかで見ててもAI等の未来テクノロジーって未知の領域すぎてもはやオカルトなんじゃないかと最近思います。少しでも興味を持たれた方はぜひ読んでみて下さい。最後まで読んでいただきありがとうございました!
続編の『AIの遺電子』はこちら
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