【俺と悪魔のブルーズ】のあらすじや見どころ紹介!

サスペンススリラー

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 単刀直入に言おうッ!【俺と悪魔のブルーズ】の漫画紹介を開始するッ!



こんな人におすすめ
  • 映画みたいな雰囲気が好きな人!
  • サスペンスものが好きな人!
  • 短めで面白い漫画を探している人!
  • 平本アキラ先生のシリアスな作品を読んでみたい人!

【俺と悪魔のブルーズ】のあらすじ・概要

物語の舞台は1920年代末のアメリカ南部。平凡な農夫であり黒人青年であるRJはブルーズマンを夢見ていた。身重の妻に白い目で見られながらもジューク・ジョイント(飲食やギャンブルを楽しむライブハウスのような場所)に通いつめるが、肝心のギターの腕はお粗末で仲間内からも馬鹿にされる始末。ある晩RJは「真夜中に十字路に立ってギターを演奏し、悪魔と取引をするとブルーズの才能を手に入れられる」という話を聞き、実際にその通りに行動する。すると本当にRJのギターテクニックは圧倒的に上達し、聴く者を熱狂の渦に巻き込むブルーズマンへと変貌したのだ。しかしその代償として妻とそのお腹の子を失ってしまうRJ。全てを失ったRJは放浪の旅に出ることとなる…

作品情報

『月刊アフタヌーン』にて2004年-2008年の間で連載。「アゴなしゲンとオレ物語」や「監獄学園」で有名な平本アキラ先生によって描かれた本格サスペンススリラー漫画。

そもそもブルーズって何?

音楽はもっぱら90年代J-POPしか聴かないブログ主は音楽のジャンルなんてロックとバラードぐらいしかわからん!ということでwiki先生に聞いてみました。

ブルース(Blues、英語発音・[blú:z][1][注釈 1])は、米国深南部でアフリカ系アメリカ人の間から発生した音楽の1ジャンルである。19世紀後半ごろに米国深南部で黒人霊歌、フィールドハラー (農作業の際の叫び声)や、ワーク・ソング(労働歌)などから発展したものといわれている。ジャズが楽器による演奏が主体なのに対して、ギターを伴奏に用いた歌が主役である[2]。

(中略)

悲しみ・憂鬱の感情は英語では「ブルー(blue)」の色でたとえられることに由来している。[6]ブルースは悲しみ・憂鬱の他に「恋の喜び、セクシャルな内容、時事問題、白人社会や人種差別への反発」など、喜怒哀楽、あらゆる感情を表現している。

wikipedia

「恋の喜び」「セクシャルな内容」「時事問題」という幅広いテーマに対して「白人社会や人種差別への反発」というのは非常に限定的で具体的だ。本作品では黒人と白人の関係性が幾度にもわたり描かれており、そのへんを含めまさに黒人文化の象徴ともいえる音楽なのでしょう。

【俺と悪魔のブルーズ】の登場人物

RJ:本作の主人公。黒人であることと、悪魔と取引して手に入れたブルーズの才能が原因でトラブルに巻き込まれていく。その指先が奏でるサウンドは、黒人白人問わず多くの人間を魅了する。

クライド・バロー:ギャングを目指す白人青年。脱獄中の道すがらRJと出会い、その悪魔的なギターのテクニックに惚れ込む。同時に金儲けに利用できると思ったクライドはRJの意志もお構いなしに同行させる、けっこう自分勝手な男。最初は利用価値がある程度にしかRJのことを考えていなかったが、徐々に対等な相手として接するようになる。注意深く狡猾に行動する一方で頭に血が上るのが早く、衝動的に気に食わない相手をぶちのめしたりする。舐められるのがキライ。

アイク:RJが「クロスロードの伝説」を実行して以来、度々彼の前に現れるようになったシブい黒人おじさん。どう考えてもクロスロードの悪魔なのだが、本人は否定しておりよくわからない存在。RJ以外の人間に見えたり見えなかったりする。

【俺と悪魔のブルーズ】の見どころ

ここが推しPOINT
  • 映画のようなストーリー展開
  • 黒人と白人の関係がリアルで生々しい
  • クライドのキャラクターが魅力的
  • 全5巻と短めなのでサクッと読める

映画のようなストーリー展開

平本アキラ先生といえば「アゴなしゲンとオレ物語」や「監獄学園」などのギャグコメディ漫画のイメージが強いが、本作品「俺と悪魔のブルーズ」に関してはまったくといっていいほどギャグ描写がない。あくまでシリアスな世界観を守り、上質なスリラーとして描ききっている。

さらに平本先生は「監獄学園」のサブタイトルに映画の題名をつけるほどの映画好き。綿密で高い画力に加え舞台がアメリカということもあり、まるで洋画を見ているかのような感覚におちいる。

ちなみに本作は「ロバート・ジョンソンのクロスロード伝説」をモチーフにしているとのこと。ろくにギターも弾けなかったロバートが悪魔に魂を売ることによって超人的なテクニックを手に入れた、というブルーズファンの間では有名な話(らしい)だ。ただしそれは冒頭の設定だけであり、以降は平本先生のオリジナルストーリーである。

黒人と白人の関係がリアルで生々しい

本作は人種差別というとてもセンシティブなテーマを扱っている。特に黒人と白人の対立は大きな社会問題として取り上げられて久しい。正義や道徳を説く保安官が黒人のリンチに対して何の罪悪感も持たず、単なる「イベント」としてとらえてたりする狂った価値観が横行する世界だ。こんなことを書くと不謹慎かもしれないが、こういった題材の漫画はあまりないので、勉強になる面も多々あるのではないかと思う。また、黒人である主人公RJと白人である相棒クライドがタッグを組むという設定も興味深い。

クライドのキャラクターが魅力的

正直な感想を言うと、主人公のRJよりも相棒であるクライドの方がアクティブな性格をしていて行動のひとつひとつが面白い。ギャングを目指すほどの野心家で頭もキレるし口も回る。相手の懐に入りこむのが上手く、狡猾に立ち回る…んだけどめちゃくちゃ短気で自分をコケにする奴は絶対に許さない。「お前、おとなしくしてりゃいいものを…」と思ったりもするのだが、だがそれがいいッ!バカではないけれど直情的な性格が物語を動かし、場を一気にヒートアップさせるのだ。

既刊5巻と短めなのでサクッと読める

一冊はけっこう厚いものの、現在発行されているのが5巻までなので読むのにそんなに時間がかからない。しかしこの物語は2014年最後に連載がストップしており、未完の状態である。せっかく面白いのに、内容がデリケートだからなのか平本先生が作品に対して情熱を失ってしまったからなのか…。ひとまず今後の再開予定はないものの、平本先生がもう一度筆を取ってくれることを祈るばかりである。

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【俺と悪魔のブルーズ】のまとめ

以上が「俺と悪魔のブルーズ」の漫画紹介でした。短めで面白いサスペンススリラーが読みたい!という方はぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?

 

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