【アスタロト・クロニクル】のあらすじや見どころ紹介!

ホラー・オカルト

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こんな人におすすめ
  • オカルト漫画が好きな人!
  • グロテスクな描写が好きな人!
  • 知識欲を満たしてくれる漫画が好きな人!
  • 短めで面白い漫画を探している人!

【アスタロト・クロニクル】のあらすじ・概要

魔界は大雑把に言えば二分化しており、帝王サタン派と魔王ベール率いる反サタン派で別れていた。両陣営の力関係は拮抗しており、長い間冷戦状態の中危ういバランスの上で成り立っていたのだが、ある事件をきっかけにたちまち一触即発の空気が張りつめる。疑惑が疑惑を呼び、殺意が殺意を呼ぶ。陰謀と破壊による大戦争が始まろうとしていた。

掲載情報

魔夜峰央先生によって描かれたミステリーオカルト漫画。『別冊プリンセス』(秋田書店)にて1991年-1994年にかけて「アスタロト」を連載、同じく秋田書店の『ひとみCCミステリー』で「アスタロト外伝」を1995年-1996年の間連載するが、どちらも掲載雑誌の休刊に伴い未完に終わっている。本作「アスタロト・クロニクル」は上記「アスタロト」と「アスタロト外伝」ともに多数の描き下ろしやインタビューを収録した、画業45周年記念の愛蔵版である。

【アスタロト・クロニクル】の登場人物

アスタロト:本作の主人公。魔界の名家・公爵家の当主であり魔界四大実力者のひとり。実際の図鑑や辞典に出てくるアスタロトの挿絵は不気味なものが多いが、作者の解釈上、本作では黒髪ストレートが美しいハイパーイケメンとして描かれている。御年二万歳でありこれだけ聞くと「めちゃくちゃいってるな」と思うが魔界内ではまだまだ若手らしく、ゆえに軽んじられることも多々ある。下品な冗談が納豆より嫌い。

ベールゼブブ:魔界四大実力者のひとり。冷酷無比でサディストという、非常にわかりやすく悪魔らしい性格をしている。表面的にはベールと同盟を結んでいるが、あくまで魔界を手に入れる為の一時的な関係に過ぎず、最後には自分が頂点に立つつもりでいるディエゴ・ブランドーみたいなやつだ。アスタロトとは作中で何度も衝突しており、彼のことを「脳細胞のかけらもない大バカ野郎」とゴリゴリに見下している。

ベール:魔界四大実力者のひとり。帝王サタンに匹敵するほどの魔力をもつとも言われている実力者であり、サタンに取って代わり魔界を牛耳ろうと企む野心家である。一方で策略の天才としても名を馳せており、数億通りの陰謀を心得ているらしい。本当かよ。

ルキフェル:帝王サタンの右腕にして魔界四大実力者のひとり。最長老と呼ばれるだけあって保守的というかとにかく秩序を重んじる傾向にあり、軽率な行動を取るアスタロトには腹に据えかねているご様子。見た目は悪魔そのものだが四大実力者の中では最も人格者なのではないかと思う。

サタン:言わずと知れた魔界の支配者。作中では姿を現さないものの何度か話題にのぼりその存在感を示す。もともとは至高界(天国的な所)にいたが権力争いに負けて追放、以降魔界のボスとなったらしい。だからといって決して弱いわけではなく「敗北者じゃけぇ」などと噂しようもんなら即死魔法で殺されるので、決して舐めた態度を取ってはいけない。

【アスタロト・クロニクル】の見どころ

ここが推しPOINT
  • 主人公のアスタロトが魅力的
  • 設定が細かく作られていて面白い
  • 全2巻、合計約900ページで読むのに時間がかからない

主人公のアスタロトが魅力的

本作の主人公アスタロトは大魔王である。言うまでもなく魔力が強大でルックスはイケメン、理知的で口もよく回る。まさに完璧超人といった具合のステータスを誇るアスタロトだが、それはあくまで人間や格下の悪魔の前だけなのだ。自分と同レベの魔王たちには「単細胞」だの「アホ」だのボロカスに言われており、新人マネージャー的な立ち位置なのかもしれない。

だがアスタロトのすごいところは、自分に絶対の自信を持っていることだ。冷静沈着に見えて激情家のアスタロトは、時に短絡的な行動を起こし魔界をかき回す。それを指摘され「あ、言われてみればやっちまったな」と思うもののすぐに「終わったことを言ってもしょうがない」と落ち込まずに前を向く。その突き抜けた行動力はまさに主人公といった感じで見ているほうも気持ちが良い。

人間や悪魔相手には威厳たっぷりの大魔王。同僚相手には暴走を繰り返す困ったちゃん。長所も短所も非常にわかりやすく、大魔王でありながら人間味のあるキャラクター性がとても魅力的である。

設定が細かく作られていて面白い

設定がすごく凝っていて面白い。キリスト教などの既存のベースはあるものの、それに独自の設定を肉付けしていてその中で悪魔同士の権謀術数が渦巻くストーリーが描かれる。地獄を舞台にした名作、「鬼灯の冷徹」も世界観すばらしかったけど、ああいう感じ。サスペンス版「鬼灯の冷徹」みたいな。

魔界の階級について

魔界にも魔界なりの秩序が存在し、魔王や悪魔は階級で分けられる。まずピラミッドの頂点が帝王サタン。その下にアスタロト含む四大実力者がいて、さらにその下に72人の魔王上級悪魔下級悪魔と続く。もちろんこれはサラリーマンのように昇級試験で合格したものが上の等級に上がれるといったものではなく、シンプルに決闘や闇討ちによる殺し合いで奪い取るのだ。実に弱肉強食の魔界らしいルールである。

人間界と至高界について

「アスタロト」の中には魔界の他に人間界至高界という世界が存在する。

人間界とは?

人間界は言わずもがな我々人間が住む世界だ。人間にとって悪魔の存在はあまり知られておらず、人間界の住人が自発的に魔界と関与するようなことはないが、魔界にとって人間界は重要な意味を持つ。人間の魂は悪魔たちにとって財産であり、価値のあるものだからだ。人間界でいうところの「お金」のようなもので、たくさん魂を持っている悪魔や質の高い魂(例えば法王の魂など)を持っている悪魔は周囲から尊敬される。そんでやっぱり悪魔同士で横取りとか発生するからそこでも殺し合ったりしちゃうのだ。人間も悪魔も大して変わらんね。

とはいえこの「魂=財産」という設定は本当に斬新だと思う。普通は「魂=悪魔の食料」とかよ。「人間の魂うめぇ~」とか言ってる悪魔が急にめっちゃ陳腐に見えてくるもん。

至高界とは?

ここは天国的なところで、要は天界である。大ボスである天帝が統治し、その下に主天使ラファエル・天使長ミカエル・大天使ガブリエルが控え、あとに上級天使等が続く。基本的に魔界の住人は天帝の許可を得ない限り至高界に入ることはできないし、魔界に天使が来ることもない。かといって物語に出てくる以上話に絡まないわけはなく……まさかの展開で至高界も魔界の戦争に一枚噛んでくることになります。

作者の教養の幅が広く、知識欲を満たしてくれる

とまぁ諸々設定のお話をしましたが、これ以外にもたくさんあります。全部書いてるとキリがないので割愛。その他にも「バチカン宮殿の図書館には地獄室があってローマ法王の許可がないと入れない」とか「クトゥルーの邪神は超宇宙生命体」だとか読んでて「へぇー!」となることが多々あり、めっちゃ面白い。ニャル子さんの元ネタが出てきたりもする。

全2巻、合計約900ページで読むのに時間がかからない

むしろもっと読みたい!と思える内容ですが、今のところ全2巻で完結となっています。今後続編が描かれるかは不明。とりあえずそんなに長い作品ではないし、一話完結の回も多いのでスキマ時間に読みたい人にはぴったりの作品です。

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【アスタロト・クロニクル】のまとめ

以上が「アスタロト・クロニクル」の漫画紹介でした。悪魔の造詣もいい具合に不気味で、そういう奴らが豪快に殺し合ったりするのでグロテスクな描写が好きな人にもおすすめな作品。オカルトちっくな物語が好きな人はぜひ一度読んでみて下さい。

 

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