こんにちわ。さーしです。今回は、日常系コメディ漫画『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』について紹介していきます。
【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】のあらすじ・概要
主人公の黒木智子は、高校に行けば自然とモテると思っていた女の子。しかし、リア充陽キャが跋扈する無力で無残な現実が彼女に襲いかかる！ぼっちでコミュニケーションが苦手な智子の日常を描いた、ちょっと切ないライフコメディ。しかし後半からは、相変わらず異性からはモテないながらも、智子の独特なキャラクターに同性のクラスメイトが彼女に惹かれはじめ……？
ウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』にて2011年～2024年現在連載中。作者は谷川ニコ先生。国内人気もさることながら海外の2ｃｈ的な掲示板でも人気を博しており、2013年にはアニメ化もされた。通称『わたモテ』。既刊25巻（2024年現在）
【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】の登場人物
黒木智子（くろき ともこ）/もこっち：本作の主人公。通称もこっち。原宿教育学園幕張秀英高等学校（原幕）の女子生徒。見栄っ張りで自己顕示欲が高く、自分が勝てる分野だとわかった瞬間マウントを取りにかかるオタク喪女（「モテない女」のネットスラング）。わりと性格が終わってるが、他人を思いやる気持ちや礼儀を欠かさない律儀な一面も持つ。濁ったジト目と寝ぐせが特徴的。隙あらば下ネタを言う。
根元陽菜（ねもと ひな）/ネモ：原幕の生徒。女子がわちゃわちゃしてる日常系アニメが好きな声優志望女子。もともとリア充グループに属していたが智子の蠱惑さに魅了され、オタク部分をさらけ出すようになる。明るくいい子だが時々発言がイタい。
田村ゆり（たむら ゆり）/ゆりちゃん：原幕の生徒。修学旅行で智子と同じ班になって以来、その蠱惑さに魅了され以降行動を共にする。一見無表情で感情の起伏が感じられないが怒りの沸点は低い。気に入らないことがあると暴力で解決しようする節があり、振り下ろす拳の鉄槌は智子のガードを貫く。
内笑美莉（うち えみり）/絵文字：原幕の生徒。智子の蠱惑さに気づいた第一人者で、多角的な角度から智子の魅力を分析する。智子への愛ゆえに突飛な行動を起こしがち。サッパリした顔をしている為、裏で智子から「絵文字」と呼ばれている。
吉田茉咲（よしだ まさき）：原幕の生徒。智子の蠱惑さに魅了されていない常識的なヤンキー。代わりといってはなんだが、智子の弟である智貴が好き。見た目通りの輩な言動やムーブをかます一方でピュアでファンシーなグッズを好む。智子から度重なるセクハラを受けており、その度に制裁を加えている。
田中真子（たなか まこ）：原幕の生徒。マジメでおしとやかな優等生。智子の蠱惑さに魅了されていないものの、ゆりの親友なため芋づる式に智子とも関りを持つ。基本常識的だが計算高い性格で自身の利益のため裏で暗躍することがよくある。登場人物の中でも屈指の性的知識を持ち合わせている。
【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】の見どころ
主人公・もこっちをめぐる争奪戦が面白い
アニメ化もされ一時期話題になった『わたモテ』。読んだことはあっても途中で離脱した方も多いのではないでしょうか。何を隠そうブログ主もその一人です。しかし主人公・もこっちを取り囲む環境に激しい変化が起き、そのボルテージが爆上がりしています。
では環境の変化とは何か？それはクラスメイトがもこっちの異常性に気づき、彼女に好意を寄せる女子が集まりだすのです。相変わらず異性からはモテないものの、計算外に同性のハーレムを作ってしまうもこっち。あのぼっちで空回りを続けていた彼女が、ラノベの無自覚系ジゴロ主人公みたいな立ち位置になるとはだれが想像できたでしょう。
もこっちの交友関係が徐々に広がっていくのは修学旅行（8巻～）からですが、13巻のディズニーシー遠足で一気にクラスメイトとの距離感が縮まり、急速にイチャイチャしだします。
どうでしょうこの表紙から漂う青春感と百合の香り。女の子同士がもこっちをかけて織りなす争奪戦は見ていてニヤニヤを禁じえません。とりあえず13巻まで読んで、ハマれなかったら切ってもいいかもしれませんね。
もこっちのカーストが上がっていく過程が面白い
思えばもこっちの1・2年の高校生活は暗澹たるものでした…。女子高生になれば自動的に彼氏や友達ができ、バラ色の日々が待っていると思い込んでいた彼女は何度苦汁をなめさせられたことか。何度醜態をさらしてきたことか。まぁそれが『わたモテ』の面白さであり、奇行はその後も続くわけですけども。しかしようやく周囲が彼女が愛すべきバカであることに気がつきます。
ヤンキーや母性あふれるママ的クラスメイト、そこから派生する他クラスとの交流によりもこっちのカーストはだだ上がり。もはやぼっちとは到底呼べない存在となります。もちろんもこっちの面白いキャラクターがウケたこともありますが、彼女自身がクラスメイトとの関係を通じてコミュニケーションを学んでいったからこその結果であり、もこっちの成長ぶりを楽しめることもこの作品の魅力のひとつなのです。
登場人物の奇抜なキャラクター性が面白い
『わたモテ』はとにかくキャラクターが濃い！本記事でも登場人物紹介を設けましたが、とてもそこに収めることはできません。もこっちの弟に「やべーやつ全員このクラスに集めたのか！？」と評されるほどに奇人変人が多い。初期はもこっちのイカレ具合が目立ちましたが、交友関係が広がってからはそれプラス周囲のやばさが化学反応を起こしてギャグもパワーアップしています。
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【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】のまとめ
以上が『わたモテ』の漫画紹介でした。『わたモテ』の内容をざっくりまとめると以下の通り。
・もこっちをめぐって女子同士がわちゃわちゃする（尊い）
・ぼっちだったもこっちがクラス内で成り上がっていくのが面白い
・初期よりも登場人物が大幅に増え、ギャグに磨きがかかっている
・上記の理由から、『わたモテ』を途中から読まなくなった人でも楽しめる
ブログ主が再度『わたモテ』にハマったきっかけは思い出せませんが、この素晴らしい作品にもう一度巡りあえた幸運に感謝したいですね。それぐらい面白い作品なので、興味を持たれた方はぜひ一度読んでみてください。最後までお読みいただきありがとうございました！
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